アイデア発想とグラフィックファシリテーション
新しい企画を考える時、課題の解決方法を探る時、みなさんはどんな会議をしているだろうか?
想像力を掻き立てる良い方法はないか、効果的なファシリテーション方法はないかと、悩み頭をかかえている人は多いだろう。こんな時、グラフィックレコーディングを用いたファシリテーション方法(グラフィックファシリテーション)が役に立つ。各自の小さな気付きや思いつきを、パッと見える形で共有し、アイデア発想に大きな効果をもたらすることができるからだ。
しかし、記録の仕方をひとつ間違うと、その効果が半減してしまうことがある。せっかくグラフィックレコーディングを行っても、参加者の反応が薄かったり、具体的な議論に発展せず空中戦のまま終わってしまったり…。もしそんなことがあるとすれば、アイデア発想会議で「やってはいけない記録」を行っているのかもしれない。では、このような会議でのグラフィックレコーディングで、「やってはいけないこと」はあるのだろうか。