パソナは、新事業の創出を目指す個人事業主やスタートアップを支援する協会「Japan Incubation Base(略称:JIB)」を6月1日に設立。同協会の設立に伴い、個人会員の募集を開始する。
同協会では、会員に向けて、契約関連や補助金の申請、取引先とのトラブルなどについて様々な分野の専門家へ相談ができる「士業相談窓口」を設置するほか、サテライトオフィスの提供や、販路拡大・売上向上などのノウハウを提供する各種セミナーなどを実施。また、事業上の損害賠償などに対応する「保険サービス」や、「福利厚生」「健康相談窓口」といったライフ支援サービスを用意するという。
また、ピッチコンテストや会員同士の交流会などを開催し、優れたアイデアと投資家やビジネスパートナーをつなぐ機会を提供することで、事業成長を支援するとしている。
Japan Incubation Baseの概要は以下のとおり。
目的
- 日本における個人事業主やスタートアップのハブを目指し、新事業を産む出発点(Base)として、個人事業主や企業が集い、新事業創造後の成長を促進(Incubation)させる環境や機会を提供する
対象
- 起業や新事業創造にチャレンジしたい人
- 起業家、個人事業主
- 新事業担当者、経営企画担当者、人事戦略部門担当者
内容
【Incubation Baseサービス】
- ビジネス支援:士業相談窓口、サテライトオフィスの利用、会員限定ウェビナーの開催
- セーフティネット:保険サービス、福利厚生サービス、健康相談サービス
【Mutual Society Baseサービス】
- 経営相談窓口(事業開発経験者、起業家など)
- 外部講師を招いた勉強会(新事業立ち上げ、マーケティング、時事情報など)
- 会員交流会
- ピッチコンテスト
協力会社
- エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ
- AIG損害保険
- 100ten school
- ベネフィット・ワン