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MRIと大和エネルギー、蓄電池の最適運用と運用収益の最大化めざし共同検討を開始

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 三菱総合研究所(以下、MRI)と大和エネルギーは、大和エネルギーが保有する太陽光発電所「DREAM Solar 千葉佐倉」(千葉県佐倉市)に新設する蓄電池の共同運用について検討を開始した。

 両社はこれまで、FIT制度(再生可能エネルギー固定価格買取制度)を活用した太陽光発電所の開発・運用において協力してきたが、今回新たに蓄電池事業での共同検討を開始するという。

 共同検討の概要は以下のとおり。

目的
  • 大和エネルギーが保有する太陽光発電所に新設する蓄電池とMRIの蓄電池最適運用計画作成システムを連携し、蓄電池の最適運用および運用収益の最大化を目指す
対象となる太陽光発電所と蓄電池のスペック
  • 太陽光発電所:PVモジュール容量522.24kWdc/PCS容量333kWac
  • 蓄電池:容量100kW/200kWh
両社の役割(予定)
  • 大和エネルギー:FIT制度の適用を受け、DREAM Solar 千葉佐倉を運転中。これをFIP制度(一定の計算式による市場価格に応じたプレミアムが交付される制度)に移行した上で、蓄電池を新設するとともに蓄電池の制御システムを導入し、MRI「MERSOL」からの指令で運用
  • MRI:DER運用支援サービスMERSOLを発展させ、蓄電池の実運用のための最適運用計画策定システムを開発し、サービスを提供
共同検討の概要
共同検討の概要

 両社は今後、蓄電池事業の拡大に取り組み、再生可能エネルギーの導入拡大・安定継続運転を図り、日本におけるカーボンニュートラル実現に貢献。また、同検討を通じて発電事業者の収益最大化に貢献する事業を構築するとしている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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