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組織戦略としてのデザイン

デザイン・フューチャリスト岩渕正樹氏が語る「トランジションデザイン」と「未来の考古学」とは?

「米国企業におけるデザイン・フューチャリストの実践と挑戦」レポート:前編

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ITコンサルタントからデザイン・フューチャリストへ。異色のキャリアの歩み

 JPモルガン・チェース銀行で同行初のデザイン・フューチャリストとして活動する岩渕氏。どのようなキャリアを経て、現在の仕事に至ったのか。続いて、岩渕氏は自らのキャリアを振り返り、その変遷を辿った。

岩渕正樹
JPモルガン・チェース銀行 デジタルプロダクト部門 デザイン・フューチャリスト 岩渕正樹氏

 岩渕氏は東京大学工学部出身。学生時代は情報学系の学科でヒューマンインタフェースの研究に携わり、卒業後はIBMでITコンサルティングに従事した。デザインとの関わりは2015年ごろから。IBMでの社内異動を通じてデザインコンサルタントに転身し、デザイン思考に依拠したサービス開発などを手掛けた。しかし、数多くのプロジェクトを手掛けるなかで、既存のデザインコンサルティングに疑問を抱くようになったという。

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島袋 龍太(シマブクロ リュウタ)

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