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コーポレート起点の両利きの経営

コーポレート機能の変革から着手する両利きの経営──飛び地の新規事業の生存戦略、R&Dや知財経営とは?

【後編】ゲスト:横河電機株式会社 常務執行役員 マーケティング本部本部長 CMO 博士(技術経営) 阿部剛士氏

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パートナーサーベイによりコーポレート部門の価値を可視化する

——ここまでは、マーケティング本部を中心に、企業変革に必要な新しいスキルやマインドを獲得してこられた経緯をお伺いしてきました。それらの過程で獲得した組織能力を全社に浸透させる活動についてもお聞かせください。

 まず、中長期戦略の浸透ですね。そのためのインナーブランディングにはかなり力を入れています。社長が社員とのコミュニケーションにどれだけの時間を使うかということに、地道な努力を重ねています。それから、マーケティング本部の取り組みを社内でいかにプロモーションするかということも重要です。その点で一番効果があったのが、パートナーサーベイです。人事評価では360度評価という方法を取り入れることがよくありますが、パートナーサーベイは組織の360度評価だと思ってください。

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やつづかえり(ヤツヅカエリ)

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