クラウド型データ活用プラットフォーム「Domo」を提供するドーモは、ロジスティードのサプライチェーン最適化サービスSCDOS(Supply Chain Design & Optimization Services)の新サービスである、CO2排出量可視化ソリューション「EcoLogiPortal(エコロジポータル)」にDomoが採用されたことを発表した。
ロジスティードは、物流業界に身を置く企業として、顧客の配送に関わるCO2排出量削減の取り組みを支援している。その一環として、サプライチェーン最適化サービスSCDOSにCO2排出量の削減効果を継続的に可視化する機能を付加したEcoLogiPortalの提供を開始したという。
EcoLogiPortalは、CO2排出量を、出荷元住所・納品先住所・輸送重量の3つのデータをもとに、ISO14064に準拠した算定方法で算出し、具体的なCO2排出量削減のアクションへとつなげていくことが可能なソリューション。
Domoは、同ソリューション上のデータの一元管理、可視化、分析・シミュレーションに活用され、顧客の配送に関わるCO2排出状況の全体像把握や、CO2排出量削減に向けた対策の検討・実施に貢献していると述べている。
Domo導入効果
CO2排出量のデータ分析による、CO2排出量削減に向けた迅速な対策の検討・実施
Domoの活用により、データの収集・加工・分析を自動化して、企業のCO2排出状況の全体像をスピーディに把握可能。また、算出したCO2排出量データはDomoのダッシュボード上で輸送モード別、拠点別、取引先別、部門別などさまざまな粒度で分かりやすくCO2排出量を分析できるため、今まで気付かなかった課題やボトルネックになっていた状況も明らかになり、CO2排出量削減に向けた迅速な対策の検討・実施にも貢献しているという。
顧客に対するCO2排出量の分析結果の提供に要していた時間を約90%以上削減
Domo導入以前では2ヵ月ほど要していた顧客に対するCO2排出量の分析結果の提供は、企業から出荷情報のサンプルデータを受領後、最短で2日、複雑な場合でも1週間程度で提供できるようになった。約90%以上の時間短縮を実現し、ロジスティードの顧客へのサービス向上に貢献しているという。