ANA X、インテグリティ・ヘルスケア、サワイグループホールディングス、日立システムズは、日本ウェルビーイングコンソーシアムを設立。住民が健康なまちづくり、従業員が健康な企業づくり、医療サポート、ウェルネスツーリズムを推進し、自治体、健康保険組合、企業などに提案していくという。
日立システムズは、医療情報を安心安全に運用できる3省2ガイドラインに対応したアマゾン ウェブ サービス(AWS)が提供するクラウドサービスのプラットフォームとPHR情報を格納できるPHR基盤を提供している。同プラットフォーム上で、PHR管理システム「Smart One Health」(インテグリティ・ヘルスケア)、PHR管理アプリケーション「SaluDi」(サワイグループホールディングス)、モバイルアプリケーションサービス「ANA Pocket」(ANA X)、「健康支援サービス(健康経営)」および「健康支援サービス(MIRAMED)」(日立システムズ)のサービスを提供するとしている。
PHR基盤と各社のアプリ―ケーションを組み合わせ、自治体、健康保険組合、企業に対して健康経営や健康増進など、QoL向上のための行動変容をテーマにしたウェルビーイングの支援を実施。ファーストステップとして、健康なまちづくり、観光の誘致、また移動先でのヘルスケアサービスの提案していくという。
日本ウェルビーイングコンソーシアムは今後、賛同する企業、団体、アカデミアとの連携先を増やし、ウェルビーイングで実現できる範囲を拡大。同取り組みで得られるデータの分析により、各サービスの機能のアップデートを行い、エビデンスに基づいた「健康~未病~特定保健指導~受診勧奨までのワンストップサービス」の提供を強化するとしている。