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NTTコミュニケーションズや京セラも参加する新規事業開発・スタートアップ支援プログラム「SAA」とは

「スタートアップアドバイザーアカデミー」batch3認定式レポート

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ビジョンを戦略に落とし込む“参謀人材”を育成する

 新規事業には、ビジョンを語る「Why型」、参謀タイプの「What型」、マネージャータイプの「How型」、サポート能力が高いフォロワータイプの「Who型」という4種類の人材が必要となる。この中で最も不足しているのが、起業家のビジョンを咀嚼して戦略に落とし込み、マネージャーやフォロワーとつなげる「What型」の人材だ。新規事業開発はPMF前後から難易度が上がるが、そこを担うのも「What型」で、事業開発の現場で不足しているのだという。

 「What型」人材を育てる上で、全体を俯瞰する「鳥の眼」、N1で解像度を高める「虫の眼」に加え、時間の流れで事業を捉えて仕組み化に役立てる「魚の眼」、行動量、腹落ちによって行動量を増やす「人の眼」、起業家のメタ認知を促し、時期尚早の拡大を防ぐ「医者の眼」という5つの視点の獲得が大切だと田所氏は語る。企業経営、事業創出の参謀であるCxOも、濃淡はあれどもこれら5つの“眼”が必要となる。そして、受講生はこれらの“眼”を理論と実践で身につけることができるというのだ。

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梶川 元貴(Biz/Zine編集部)(カジカワ ゲンキ)

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