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組織が進化するリスキリングの本質

「人材原酒論」から生まれたサントリーの人材育成──カギとなる「学び続け、成長し続ける」風土醸成とは?

第5回・特別編

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 リスキリングの本質を見極め、実際に推進していく際のポイントを解説していく本連載。全4回にわたる解説が終了しましたが、今回は特別編として、全社を挙げて人材育成・リスキリングに取り組むサントリーホールディングス様の取り組みについて取材させていただきました。同社のピープル&カルチャー本部で人材育成に携わる平越真由氏に、これからリスキリングに取り組もうとされる企業の皆さまの参考になるような考え方・取り組みを惜しみなく語っていただきましたので、自社のリスキリングを推進するヒントとしてぜひご一読ください。

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人はウイスキーの原酒に通ずる! 受け継がれる創業以来の精神

──サントリーの人材育成に対する考え方を教えてください。

平越真由氏(以下、敬称略):サントリーは、創業当初から企業の成長の源泉は人であると考え、積極的に人材育成に取り組んできました。そんな当社には、“人材原酒論”という考え方があります。これは、二代目社長である佐治敬三の言葉です。

「人を育てるのはウイスキーの原酒と一緒。原酒のなかには、最初は思ったように育たないものがある。そういう時は栓をしてもう一度寝かしなおす。しばらくすると今度はまた最初には想像もしなかったような素晴らしい酒になっている。人は原酒と一緒。短期で決め付けたらいけない。原酒を大切に育てるように長い目で見ていかなければいけない」(佐治敬三氏)

 創業者の鳥井信治郎も、生前は社員を家族のように大事にしなさいと言っており、サントリーの社内には人を資本として重んじる文化が脈々と受け継がれているのです。親子関係でたとえると、子供の成長は短期で測れるものではなく、長期的な目線で、その子供の適性に応じて、個性に合わせた人の配置を考えています。

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──こうした考えから「サントリー大学」の設立に至ったのですね。

平越:はい。このような創業時からの考え方がベースにあり、社員を大切にしてきた中で、2015年に企業内大学であるサントリー大学を設立しました。大きな背景にはグローバル化があります。グループ会社数270社、従業員数4万人を超える規模に成長する中で、人材育成・企業理念の浸透が急務となったのです。

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この記事の著者

奥野 康太郎(オクノ コウタロウ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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