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経営戦略としてのCVC

スタートアップへの投資で新たなコミュニケーションを生み出す──MIXI奥山氏に聞くCVCの投資戦略

第3回

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“コミュニケーション”に投資するMIXIのCVC

山田一慶氏(以下、山田):まずは奥山さんの経歴をお伺いさせてください。

奥山翔氏(以下、奥山):私は大学生の頃にネットエイジキャピタルパートナーズ(現ユナイテッド株式会社)というベンチャーキャピタル(以下、VC)のインターンとして働いていて、そのまま同社に入社しました。その後、スタートアップや友人の会社を経て、2016年にMIXIに入社しています。

 最初は経営企画室に配属され、グループ会社の予算や戦略策定に従事。その中でスタートアップ投資やM&Aの話が出てきて、そこから徐々にスタートアップ投資に関わり始めました。

山田:CVC活動にはMIXIのビジョンやドメインも影響してくるかと思います。簡単に教えていただけますか。

奥山:MIXIは、パーパスに「豊かなコミュニケーションを広げ、世界を幸せな驚きで包む。」と掲げているように、“コミュニケーション”を扱っている会社です。上場した当時はSNSが主力でしたし、その後収益を大きく支えることになる「モンスターストライク」も単なるモバイルゲームというわけではなく、コミュニケーション要素を付加したサービスとなっています。

 他にも、創業者の笠原が現在担当している写真共有サービス「家族アルバム みてね」は家族のコミュニケーションを、スポーツベッティングサービス「TIPSTAR」は友達とのコミュニケーションを活性化させるサービスです。このようにMIXIは、コミュニケーションに関わるサービスを複数展開しており、CVCにおいてもコミュニケーションに関連するスタートアップに投資しています。

山田:コミュニケーションという大きなテーマはありながらも、ライフスタイルやデジタルエンタメなど、幅広い領域に投資していますが、投資領域は決めているのでしょうか。

奥山:会社として「スポーツ」「ライフスタイル」「デジタルエンターテインメント」を主軸としているので、基本的にはこの3つに関わるところが主な投資領域です。投資手法としては直接スタートアップへ出資とVCへのLP出資の大きく2つの「探索」投資を行っています。とはいえ、国内でここまでテーマを絞って投資しているVCはほとんどいないので、LP出資という意味ではシードステージに特化したファンドに幅広く出資しています。一方で、海外にはデジタルエンタメやスポーツ領域に強いVCもあるので、そういったところにはピンポイントでLP出資するケースもありますね。

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この記事の著者

納富 隼平(ノウトミ ジュンペイ)

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