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経営戦略としてのCVC

スタートアップへの投資で新たなコミュニケーションを生み出す──MIXI奥山氏に聞くCVCの投資戦略

第3回

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M&Aをしてもスタートアップをリスペクトする

山田:M&Aに際しては、完全子会社化したからといってMIXI色を強めるのではなく、買収したスタートアップの自主性を重んじているという話を聞いたことがあります。ここまでお話を伺って、やはりその気配がありますね。

奥山:前提として、グループインしていただくスタートアップは、MIXIがもっていない素晴らしいものを持っている会社です。私たちはそこから色々なことを学び、新たなプラスアルファを築いていかなければなりません。その上で、買収したスタートアップがまだ実現できていないことや困っていることがあれば、それを手助けしていく必要があると思っています。もちろんいち上場会社としてガバナンス上のお願いをするといったことはありますが、事業を伸ばすという観点ではスタートアップを尊重していますね。

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この記事の著者

納富 隼平(ノウトミ ジュンペイ)

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