みずほ証券と楽天証券ホールディングス(楽天証券HD)は、2022年10月7日より両社が行っている資本業務提携を強化することに合意した。
同提携強化では、オンライン・リアルを連携させた新しい資産形成・資産運用サービスを顧客視点でつくり上げることを目指す。楽天証券とみずほ証券・みずほ銀行が協働して双方のサービスを結びつけるフィンテックを活用したリテール事業モデルの実現に向けて、それぞれのグループ企業と協働して取り組みを推進。顧客のニーズに応じたオンライン・リアルでのサービスにおける利用環境の整備を目指した連携プラットフォームの構築に取り組むことで、顧客基盤の拡充に取り組んでいくという。
具体的には、新NISA口座の開設促進を含む様々な取り組みにおいて、楽天証券とみずほグループが最適なマーケティングを行うべく協働。また、みずほ銀行の決済機能の強化や、サービスを相互に利用できる利便性の向上に向けた様々な協業の可能性を追求するほか、相続時などの資産移転サービスの展開を検討していくとしている。
これらの取り組みを通じて、資産形成・資産運用における新たな試みを行い、資産形成・資産運用サービスを協働でつくり上げることで、顧客への付加価値提供の強化を実現していくという。