東京ガスは、豪州のエネルギー企業Santos(以下、サントス)と協働し、豪州中東部のクーパーベイスンにおけるe-methane(以下、e-メタン)の製造と日本への輸出に向けた事業性検討に関する覚書を、サントスの子会社であるSantos Venturesと締結。同検討では、将来の大規模輸出を見据え、2030年に年間約6万トンのe-メタンを、日本に輸出することを目指すという。
両社は、同検討において、e‐メタンのCO2排出カウントの制度設計に向けた働きかけに加え、e‐メタンの国際的なサプライチェーン構築に向けた取り組みを共同で実施。これまで東京ガスとサントスは、豪州ダーウィンLNG基地からのLNG調達などにおいて協力関係を築いてきたが、今後は同検討について、将来の拡大も含めて協力していくとしている。