商船三井とDP World(以下、DPW)は、アラブ首長国連邦(以下、UAE)のジェベル・アリ港にて完成車物流事業に関する協業と、UAEをはじめとする中東域の港湾ならびに海事産業の二酸化炭素排出削減で協働するための覚書(MoU)を締結したと発表した。
![署名式の様子(左から商船三井 常務執行役員 アジェイ・シン氏、DPW CEO アブドゥラ・ビン・ダミサン氏)](http://bz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/10016/10016_01.jpg)
両社はジェベル・アリ港における完成車物流事業における協業を目指すとともに、脱炭素化に関しては、中東域に寄港する船舶および中東の港湾用に用いるクリーン燃料の導入検討、およびその他の関連する脱炭素事業を開発するという。
商船三井は、DPWとの提携を通じ、UAE、中東域の港湾ならびに航行する船舶のGHG削減を追求し、低炭素・脱炭素社会の実現に貢献するとしている。