村田製作所は、滋賀県守山駅前に新たな研究開発拠点「守山イノベーションセンター」を設立すると発表した。2024年2月より工事を着手し、竣工は2026年5月を予定しているという。
守山イノベーションセンターの設立は、既存および新規事業の基礎研究、企画、デザイン、設計の強化を目的とする。新たな研究開発拠点の設立を通じて、研究開発機能の拡充を図るとともに、顧客や協力会社、地域住民など多くの人々との関係性を強化し、価値創出に向けた取り組みを加速させ、競争力を高めていくとしている。
また、本社、滋賀県近隣の同社事業所との地理的メリットを生かし、企画・研究開発拠点との連携を強化するとともに、社外との技術交流や協働開発によるオープンイノベーションを促進することで、革新的な製品や技術を提供していくという。
- イノベーションの推進:オフィス・開発フロアは、自然光の取り込みや、必要最小限の間仕切りとし、開放的な空間によって交流やひらめきを促すフロアとする。立体的な社内交流スペースを構築し、メンバー間のコミュニケーションを活性化させ、開発力の強化、イノベーションの創出を目指す
- 外部連携の強化:低層階には社外との技術交流や、協働開発を行うエリアを設置。顧客との技術や知見の融合による新しいビジネスの創出を目指す