積水ハウスおよび積水ハウス イノベーション&コミュニケーション(以下、積水ハウス イノコム)は、4月1日にコーポレート・ベンチャー・キャピタル・ファンド「積水ハウス投資事業有限責任組合」(以下、CVCファンド)をAGSコンサルティングと共同で設立し、本格運用を開始した。
CVCファンドは、積水ハウス イノコムを中心に推進する積水ハウスグループのオープンイノベーションの取り組みを加速させるために設立。「住まいと暮らし」を基軸に社会課題の解決に寄与し、同社との事業シナジーを生みだせる企業へ投資を行うという。
投資先については、積水ハウス イノコムの事業開発領域、LX(Living、Lifestyle、Learning・Transformation)のコンセプトに沿って選定。技術の確立や社会実装までに資金を要する場合の支援を強化することで、ソーシャルインパクトの創出を目指す。また、積水ハウスグループの既存事業の促進のため、建設業や不動産業における顧客獲得、設計・生産・製造・アフターサービスなどの業務改善のプロセスイノベーションを行う企業も投資対象とするとしている。