日本電気（以下、NEC）は、同社開発の生成AI「cotomi」のサービスラインアップを拡充し、専用アプライアンスサーバ「cotomi Appliance Server」を、ソフトウェアやサービスと組み合わせたソリューションとして6月より販売する。

　金融業とコンタクトセンター向けから提供し、これらの取り組みを通じてNECは、生成AI関連事業において、2025年度末までに約500億円の売り上げを目指すという。

　同製品には、「cotomi Light」を搭載。cotomi Lightを軸に、セキュアで安全・安心な生成AIサービスの活用を推進する。その一つとして今回、専用アプライアンスサーバを活用したオンプレミス環境での生成AI利用を実現するソリューションを提供。コンサルティングサービスを通じて、顧客の状況に合わせた適切なLLMやその利用環境を選択できるとしている。