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Biz/Zineセミナーレポート

なぜ関西電力は本業に並ぶ新規事業を生み出せたのか──自社のイノベーションの歴史に学ぶ「3つの教訓」

講演者:関西電力株式会社 執行役員 イノベーション推進本部 副本部長 浜田誠一郎氏

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新規事業への挑戦と失敗、そして選択と集中

 第2期は、1980年代の規制緩和と市場の自由化に伴い、電力以外の領域、特にガスや熱供給といったエネルギー事業の展開や、通信業界への参入を果たした時期だ。しかし、中堅社員として携わった情報通信事業への進出では、成功よりも失敗の方が多かったと浜田氏は振り返る。

 まず、関西テレメッセージとして展開したポケベルは一時期大きな人気を博したが、携帯電話の普及で急速に衰退し、最終的には事業清算に至った。次に取り組んだケーブルインターネット事業も、資本構成の問題から、J:COMに譲渡せざるを得なかった。さらに、業績が堅調であった携帯電話事業も事業会社ごとKDDIへ統合。大規模な投資をしたPHS事業も、技術面で携帯電話に遅れを取り、最終的に事業を畳むこととなった。

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雨宮 進(アメミヤ ススム)

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