Hakuhodo DY ONEは、企業の新規事業支援に特化したコンサルティングサービス「FusiONE(フュージョン)」の提供を開始した。
FusiONEは、アイディエーションからビジネスプランニング、PoC、PoV、PoBなどのテストマーケティング、事業の本格化まで、テクノロジーを活用した新規事業の創造に必要な全過程を、一貫して支援するコンサルティングサービス。
同サービスは、プロジェクトに応じてビジネスコンサルタント、エンジニア、マーケター、プロダクトデザイナーなど最適な専門家チームを同社内で編成する。
同サービスを通じて、クライアント企業は柔軟に反復・改善を繰り返しながら、より市場のニーズに適した新規事業を生み出し、デザイン経営の実現を図れるという。
主なコンサルティング領域について
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サービスアイディエーション
- 独自のアイディエーションプログラムを通して、AIやWEB3.0を活用したビジネスアイデアを探索。また、新規事業のアイデアが社内から恒常的に生まれる仕組み作りや、そのための人材開発までトータルに支援する
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マーケットリサーチ
- ビジネスコンサルタント、ストラテジックプランナー、UXデザイナーをはじめとした多様な専門家がチームを組み、フォーカスグループインタビューやプロトタイピングなど、プロジェクトの目的に合わせた最適な手法を組み合わせることが可能
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事業戦略策定
- マーケティングにおける豊富な実績や知見を活かし、5〜10年のロードマップを策定。新しい商品やサービスのターゲットとなる層の受容性を事前調査しながら、より効果的な3ステップの戦略を提案する
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PoC/PoV/PoB
- 計画化した事業の実効性、投資対効果、ビジネスモデルとしての実行性を、ビジネスコンサルタント、エンジニア、クリエイター、マーケターなどの混成チームが多角的に検証・評価する。概念、価値、ビジネスの各段階において実証実験を行い、必要な情報収集・分析を繰り返し、実行性を確かめるという
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ビジネスローンチ・グロース
- ビジネスの価値を市場に伝え、競合との差別化を確固たるものにするマーケティング戦略の立案・実行を伴走支援する。またローンチを経て新たに発見したニーズを踏まえ、マーケティング結果や手法の変更を基にプロダクト開発を進化させるなど、状況に応じてチームを編成し、事業のサステナブルな成長を実現するという
サービスの特徴
- 新規事業開発において必要とされる右脳要素(発想やプロダクトデザイン)、左脳要素(ロジックや分析)の両面をワンストップで支援
- さまざまな商材に対する知見を活かした、現実的な事業を創造。新規事業をめぐる全工程に伴走し、マーケティングまで見据えた事業構想を実現
- クライアント企業が持続的に新規事業を開発していけるよう、AIをはじめとするデジタル技術習得を支援
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