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Biz/Zineセミナーレポート

DEI推進に必要な主体性という組織カルチャー──先進企業に学ぶ、スポンサーとしての経営幹部の役割とは

前編

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キンドリルの具体的な取り組み──ID&Eの3つグループと外部への発信

橋本寛人
キンドリルジャパン株式会社 執行役員 クラウド事業本部長 橋本寛人氏

 キンドリルはDEIの取り組みに対して、Ridgelinezとは異なる戦略をとっている。キンドリルではDEI(同社ではID&E)を経営において必須の施策の一つと位置付けている。そのため、ID&E推進リーダーは専務が担う。担当専務のもと、「LGBTQ+」「People with Disabilities(PwD)/ Neurodiversity」「女性の活躍を応援するWomen」などの小グループが結成されている。グループには当事者や支援者が自主性を持ってやりたい人がボランティアで参加するが、その全てに役員や幹部がエグゼクティブスポンサーとしてついている。その結果、活動に投資が必要だったり、問題が起こったりすれば、そのエグゼクティブスポンサーを通じて経営陣に状況が伝わるため、人事面での判断など、迅速に柔軟な対応がとれる。

 とはいえ、エグゼクティブスポンサーが活動の指示を出すわけではない。活動内容はメンバーの自主性を重んじているため、メンバーが「このイベントに参加したい」と発案すれば、それを実行することが可能だ。例えば、LGBTQ+のグループでは、4月にあったLGBTQ関連イベント「東京レインボープライド2024」に出展したいと声が挙がった。こういった外部団体との活動も、メンバーの希望で盛んに行われている。

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フェリックス清香(フェリックスサヤカ)

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