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THE NEXT:変革を生み出す次の動き (AD)

ミドル向け1on1コーチングと次世代リーダーシップ発掘──管理職と組織が変わり、企業を変革する

ゲスト:東京建物株式会社 ビル事業企業部企画グループ 兼 環境対策推進グループ 課長代理 松本悠氏

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対象者の「Wantの特定」が1on1コーチングの肝

──コーチングを受ける前、松本さんは1on1コーチングにどのような印象を抱いていましたか。

松本:やはりエグゼクティブが受講するものという印象はありましたね。「本当に私のような中堅でいいんですか……?」と、正直なところ思っていました。ただ、30〜40代向けの特別な教育プログラムが必要なのではないかとは、以前から考えていました。東京建物でも入社時や階層別、年齢別など、定期的な研修プログラムは実施されています。

 しかし、若手時代とは異なり、30〜40代は社内での立場やライフステージが多様化しはじめる時期で、悩みや課題も個別化していきます。こうしたなかで、多人数が同時に参加する研修を実施しても「それぞれの立場で考えていきましょう」といった結論に至りがちで、どこかモヤモヤが残ります。そのため、自分自身の過去や現在、課題や悩みに個別の担当者がしっかり向き合ってくれる1on1コーチングには、不安もあった反面、期待も感じていました。

松本悠
東京建物株式会社 ビル事業企業部企画グループ 兼 環境対策推進グループ 課長代理 松本悠氏

──では、1on1コーチングのプログラムについて、具体的に内容をお聞かせいただけますか。

石井:今回提供した1on1コーチングは、4つのステップに沿って進んでいきます。まず、ステップ1が「現状把握と期待値のすり合わせ(セットアップ)」。ここでは雑談を交えて仕事領域や趣味領域の話を聞いていきながら、その方のパッションの源泉や「Want to(勝手にやってしまっている領域)」を特定していきます。特に重要なのは本音で話していただくことで、特性を踏まえた方向性を定めます。

 その次が、ステップ2の「マインドエラーの特定と行動変容」。ここでは目標達成の阻害要因を、日々の思考・行動様式の分析から特定していきます。人生の謎解きをしていく形です。表層的なものではなく、根本原因に迫るアプローチと言えます。

 ステップ3が「アイデンティティのアップデート」です。ステップ1、2での対話を振り返りながら、自己認識を深め、リーダーとしてのアイデンティティを再構築。主体的な意思決定と行動を促していきます。

 そして最後のステップ4が「継続的な成長と組織への貢献」。定期的な観察とフィードバックにより、継続的な成長を支援します。短期ではなく長期的な自己変革による組織貢献を目指します。

 今回提供した1on1コーチングでは、以上のようなステップを一定期間内に順序よく、複数回のセッションに分けて実施します。松本さんの場合は、1回1時間のセッションを隔週で全4回実施しましたが、時間や期間は実施する企業ごとに細かく調整して提供しています。

1on1コーチングのプログラム
クリックすると拡大します

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ゴールとのギャップが「あるべき本来の姿」を浮き彫にする

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この記事の著者

島袋 龍太(シマブクロ リュウタ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社プレイド

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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