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経営アジェンダに直結したプロジェクトを成功に導く「6つのP」──人と組織の不確実性に対処するには?

登壇者:株式会社SAKUSEN TOKYO 代表取締役CEO 堀昌之氏

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不確実性を可視化し、成功確度を高める「6P elements」とは

 「6P elements」はSAKUSEN TOKYOがプロジェクトマネジメントを行う際に用いているプロジェクト管理手法。「People」「Purpose」「Property」「Planning」「Process」「Performance」と、Pを頭文字にする6つの項目でプロジェクトを管理し、人に起因する不確実性の可視化や解消を促す。

6P elements
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 「6P elements」は「Alignment」と「Execution」の2つに分類できる。

 プロジェクトの実行に向けた土台づくりである「Alignment」。ここでは、スキルやマインドの可視化やチーム内の相互理解の促進を行う「People」、プロジェクトのゴールを設計する「Purpose」、予算や組織構成などゴール到達に向けて活用できる資産を可視化する「Property」という3つの活動がある。

 それに対して「Execution」では、効果的な戦略を開発する「Planning」、プロセスの設計や実行を管理する「Process」、KPIの設計や運用を行う「Performance」の3つの活動がある。堀氏は、このAlignmentとExecutionを両立して行うことで、プロジェクトの成功確度を高められると訴えた。

6P elements
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「従来型のプロジェクトマネジメントではExecutionが重視されます。たしかにExecutionはプロジェクトマネジメントの要諦なのですが、人的資本経営の時代においては、メンバーのスキルやマインドはプロジェクトを成功に導く資本です。それを可視化・最適化することは、プロジェクトにおいて極めて重要な取り組みだと思います。そのため、人的資本経営時代におけるプロジェクトマネジメントは、AlignmentとExecutionを同時に行う必要があります」

 続けて、堀氏は「6P elements」を活用したプロジェクト事例を紹介した。

 紹介されたのは、某教育系企業の事例。同社は学校向けの商材やサービスを提供するBtoB事業を展開しているが、コロナ禍をきっかけに学校への訪問頻度が下がり、顧客接点の縮小が問題視されていた。そこで、サービス自体やセールス・マーケティング手法の改革を通じた、新たなCX(顧客体験)構築のプロジェクトを組成。本部長や部長を含む部門横断による計16名のプロジェクトチームを立ち上げ、外部のプロジェクトマネージャーとして堀氏らが参画することとなった。

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不確実性の高いプロジェクトにおける「Alignment」と「Execution」

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この記事の著者

島袋 龍太(シマブクロ リュウタ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社SAKUSEN TOKYO

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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