デロイト トーマツ グループは、テクノロジー・メディア・通信業界に関して、注目すべきトピックの分析と将来予測をまとめた「TMT Predictions 2025 日本版」を発行した。
「TMT Predictions」は、デロイト トーマツ グループが2001年より発行しているレポート。日本版では21トピックのグローバル版の抄訳に加え、次のように「日本の視点」としてデロイト トーマツ グループのTMT業界に関与するプロフェッショナルによる考察・分析を13トピック掲載している。
「日本の視点」考察・分析トピック例
- AIデータセンターのトレンドと国内企業復権シナリオ
- オンデバイス生成AIのトレンドと日本企業への提言
- 日本におけるAIエージェントの可能性
- ディープフェイク技術の急速な発展と果たすべき日本の責務
- 日本半導体、2025年の潮流
- AIとRANの融合が生む通信業界の新時代
本年は、AI をキーワードとしたテーマを数多く取り上げたという。AI 需要の爆発的増加を背景に注目を集めているAIデータセンター、スマートフォンに新たな可能性をもたらすオンデバイス生成AI、自律的にタスクを実行するAIエージェントについて論じていると述べた。
2025年は「AIエージェント元年」とも言われており、マルチエージェント化の進展などその技術は日々進化している。そして、半導体業界の発展も生成AI には欠かせないものだが、本年の潮流についても取り上げているという。
「TMT Predictions 2025 日本版」コンテンツ
Generative AI
- AIデータセンター・オンプレミスAI
- オンデバイス生成AI
- AIエージェント
- サイバーセキュリティー
- 半導体
- 女性
Media, Entertainment, and Sports
- スポーツ
- 動画配信
- コンテンツ制作と生成AI
Telecom and Technology
- M&A 通信業界
- FWA・5G・Open RAN・AI RAN
- BSS/OSS
- FinOps
- 量子
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