順天堂大学とアビームコンサルティングは、医師の経験・ナレッジの活用を高度化する生成AIサービスの開発を開始した。

両者は医師・医局ごとに蓄積されたノウハウをデータ化し、AIを搭載したナレッジデータベースとして医療現場での活用を促進することで、診療業務の効率化を図るとともに、情報の標準化による地域間の医療サービスの格差縮小を目指す。
2025年7月までの開発完了および順天堂医院への試験導入を目標に進行。その後は、順天堂大学医学部のその他附属病院や、他の医療機関にも導入可能なレベルへと開発・検証を重ね、将来的な製品化に向けたサービス開発を予定している。
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