Godotとインテージは、生活者の隠れた行動要因の解明をめざすAIエージェントの共同開発を開始した。

Godotは特許技術を生かし、独自の行動科学に基づくAI技術の研究・開発を行ってきた。今回の共同研究では、Godotが持つ技術と、インテージが持つ生活者データを融合させることで、これまでよりも深い生活者インサイトの発掘と、新たな分析手法の確立を目指す。
具体的には、Godotの行動シミュレーション技術とインテージの生活者データを連携させ、行動科学に基づいたAIエージェントを構築。エージェントに定量・定性調査を繰り返すことで、その行動の奥にある原理に迫り、より精緻なシミュレーションを可能にする。これにより、調査にかかる労力や時間が短縮されるだけでなく、リアルな調査と掛け合わせて生活者インサイトに深く迫る調査の実現を目指す。
共同研究開発により期待される効果
- 調査プロセスの効率化とコスト削減
- リアルな調査とシミュレーションの相乗効果による、深い生活者インサイトの獲得
- 生活者の隠れた行動原理に基づく、不確実性・複雑性の高い社会課題や、過去のデータの延長線上にはない課題への対応
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