ログラスは、AIエージェントを活用し、企業の迅速かつ戦略的な意思決定を支援する構想「Loglass AI Agents for Corporate Finance」(以下、Loglass AI Agents)を発表した。

Loglass AI Agentsは、経営企画・財務・ファイナンスなどの各業務に特化したAIが自律的に動くことで、人間の業務執行を支援、一部代替するAIエージェント群の総称。2025年から2026年にかけてはそれぞれの領域が独立して深い業務支援・意思決定支援を行う。

従来の Loglassは、社内に散らばる予算、見込み、実績、KPIなど定量的な経営データの収集・一元管理・分析をクラウド上で実現してきた。Loglass AI Agentsでは、社内の定量的なデータに加え、議事録や社内コミュニケーションツール・ポータルサイト内の構造化されていない定性データ、Web上の情報などオープンデータの情報をAIが統合し、予測・分析。これにより、社内外のあらゆる情報を探索し、経営判断に役立つ情報を提供する。

Loglass AI Agentsを構成する第一弾プロダクトは2025年秋冬にリリース予定で、2026年以降もAIエージェントを順次展開していくという。
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