2025年11月18日、ログラスは「経営管理DXアワード presented by Loglass」のノミネート企業5社を決定し、発表した。これは、「新しい時代の経営管理のモデルケース」を表彰するものであり、従来型の慣習や前例を打破し、経営管理領域において革新を実現した企業を顕彰する目的がある。

本アワードは2025年9月16日から10月17日の期間にエントリーを募り、ログラスのシステム導入企業やAIなど先進的なテクノロジー活用企業の中から、ユニークな事例が多数集まったとしている。対象となった企業は、業種や規模を問わず、経営管理や人員計画といったログラス各サービスの導入企業や、事業会社の経営企画・経理財務・DX推進部門などを含む。
審査は、「会社・事業成長への貢献」「経営分析の高度化」「組織的な取り組み・浸透度」「先進性・革新性」の4つの基準で行われた。それぞれ、経営判断への直接的な貢献度やデータ分析の高度化、全社的なDX推進の積極性や、業界水準を意識した先進的な取り組みなどが評価ポイントとなった。
ノミネート企業は以下の5社である。
- I-ne
- エン
- GENDA
- 和光会グループ(医療法人和光会/社会福祉法人和光会)
- KDDI
審査員には、ログラス代表の布川友也をはじめ、慶應義塾大学や早稲田大学、千葉商科大学など経営学やDX領域の有識者が名を連ね、審査の公平性・専門性を担保した。
受賞企業の発表と表彰式は、2025年12月2日に開催される「Loglass 経営企画 NEXT 2025 to 2026」カンファレンス内で行われる。さらに、大賞受賞企業の取り組み詳細は日経ビジネス電子版の広告を通じて紹介される予定である。
ログラスは、「良い景気を作ろう。」をミッションとして掲げ、企業の中に点在する財務数値やKPIなどのデータを収集・統合し、高度な分析や経営判断の精度向上を支援するクラウド経営管理システム「Loglass 経営管理」を始め、複数のDXサービスを提供している。
昨今のビジネス環境、特に不確実性が増すVUCA時代においては、データに基づく機動的な意思決定や、DXを通じた経営管理の変革が経営企画担当者にとって喫緊の課題となっている。そうした中で、モデルケースとなる企業の実践を顕彰・共有する本アワードは、経営管理領域の変革促進に資する取り組みと言える。
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