ブレインパッドは2025年12月16日、企業のデータ/AI活用を推進する新サービス「BrainPad Data Talent Experience Service」を2026年1月より提供開始すると発表した。このサービスは、データ/AI人材の採用・育成から、組織文化の醸成までを一貫して支援し、企業がデータ/AI活用を「当たり前」に行える組織への変革を目指す。
新サービスの背景には、AIやデータ分析基盤の導入が広がる中で、「従来のやり方」に戻る組織の慣性がDX停滞の大きな要因になっている現状がある。ツール導入だけではこの障壁を打破できず、ビジネス活動自体をAI前提へ再設計し、組織の行動様式や文化ごとアップデートする必要があるとした。
ブレインパッドは2004年の創業以来、1,400社以上の変革支援と80,000名以上の人材育成の実績を持つ。その中で、多くの企業が「具体的なタスクが不明確」「研修に限定した人材育成」「一部社員に活動が留まる」といった共通課題を抱えていると分析する。
同社は、DX・AI導入を担う人材を「データタレント」と定義。特定の専門家だけでなく、「ビジネス現場でデータやAIを活用し、価値を生み出す全ての人材」と位置づけ、全社員がデータ/AIを活用できる環境構築を推進する。
サービスの主な特徴は以下の3点である。
1.「点」ではなく「線」で支援し、人材の体験価値向上――採用した人材の育成、定着、実践まで一貫して組織変革を支援する。
2.「座学」を超えた「実践」への昇華――DX・分析テーマ探索ワークショップや伴走支援で、実務に直結したデータ/AI活用を促進する。
3.組織文化の醸成を支援――コミュニティ形成や勉強会、分析コンペなどを通じて、全社的なAI/データ活用意識の醸成を図る。
提供プログラムには、インターンシップや人材アセスメントなどによる人材発掘・採用支援、レベル別研修やテーマ探索プログラムによる実践型育成・伴走支援、コミュニティ立ち上げやコンペ開催などの組織開発・文化醸成が含まれている。
上席執行役員の鵜飼武志氏は「ツール導入だけではなく、人と組織文化の変革が企業成長の源泉」と述べ、代表取締役社長CEOの関口朋宏氏も「特定の専門人材ではなく、全社員が“息を吸うようにデータ・AI活用”する組織変革を推進する」とコメントした。
本サービスは、単なる研修・教育にとどまらず、組織の行動様式や風土を変えるプログラムであり、企業変革や新規事業推進を担う経営企画部門にとって、DX実現の新たな選択肢となる。
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