エンファクトリーは、LIXIL LHT商品本部 技術研究所に対して、従業員が異業種構成チームでベンチャー企業の課題解決を仮説・提案を行う越境・対話型オンライン研修「越境サーキット」2025年度プログラムの提供を開始した。

LIXIL LHT商品本部 技術研究所は2023年度より越境サーキットを研究部門の育成研修としてトライアル導入した。越境サーキットを活用することで従業員が他社との交流を通じて自己理解を深め、新たな視点を得ることを目指している。
同プログラムは、アセスメント受検、ワークショップを経て言語化した自分の強みに向き合い他者との対話を通じ自己認識を深め、具体的なキャリア開発行動や周囲へのポジティブな影響力の向上を示唆する。
越境サーキットでは他社のメンバーとチームアップし、ベンチャー企業のリアルな課題に対して3カ月間を1タームにヒアリング・仮説・提案を行う。キックオフ後、変身資産アセスメントを活用し、自身の「心のアクセル」「心のブレーキ」のアセスメントをもとにチームアップを実施。各チームで課題提示企業の課題に取り組む。
テーマは、今まさに現場で直面しているリアルな経営課題。経営者のマインド・視座に触れ、視野の拡大につなげる。
運営にはオンラインプラットフォーム「Teamlancerエンタープライズ」を活用し情報を共有。他流試合、公募型研修やキャリア自律などを目的に活用可能なプログラムとなっている。

「越境サーキット」2025年度課題提示企業
2025年度のプログラムでは、植物工場の事業化支援企業、山林活用支援企業、独立系FP企業、廃棄漁具漁網のアップサイクル企業、遠隔協同子育てロボットの企画・販売・製造企業などが課題提示として参画する。
- 第1ターム:スパイスキューブ株式会社
- 第2ターム:株式会社ソマノベース
- 第3ターム:FPサテライト株式会社
- 第4ターム:amu株式会社
- 第5ターム:⼀般社団法⼈つつつつつ
- 第6ターム:株式会社Katasudde
- 第7ターム:株式会社ChiCaRo
- 第8ターム:株式会社ヘルスケア・フィット
- 第9ターム:株式会社START WITH WHY
- 第10ターム:WHITE株式会社
- 第11ターム:Actors合同会社
「越境サーキット」2025年度スケジュール
- 第1ターム:7/1〜9/30
- 第2ターム:8/1〜10/31(現地訪問あり)
- 第3ターム:8/1〜10/31
- 第4ターム:10/2〜12/24(現地訪問あり)
- 第5ターム:10/2〜12/24
- 第6ターム:11/4〜1/26(現地訪問あり)
- 第7ターム:11/4〜1/26
- 第8ターム:11/25〜2/20
- 第9ターム:1/8〜3/31
- 第10ターム:10/27〜1/20
- 第11ターム:11/25〜2/20
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