“凝縮”と“弛緩”の狭間に生まれるクリエイティビティ
安宅:
その前提でいくと、「脳科学とクリエイティビティ」について、佐宗さんはどういう切り口でのご質問になりますか。
佐宗:
はい、この連載で対談させていただいたチクセントミハイ博士によると、クリエイティビティは身体性と深く連動していて、さらには幸福感を得ている時に発揮されやすいおっしゃっていました。身体性と脳、幸福感、といったものとクリエイティビティが関係することが、“生き物”としての仕組みなのだとしたら、安宅さんはそのクリエイティビティを発揮されるためにどのようなことをされているのでしょうか。