「組織と人との関わり方」を定量的データから科学的に分析
——確かにアカデミックな研究を実学に活かすという意味で、大きな社会的インパクトが期待されます。そもそも服部先生が2013年より「採用学プロジェクト」を立ち上げ、採用を研究対象として取り組まれるようになったのは、どのようなご経緯からなのでしょうか。
もともと「組織と人との関わり方」をコアテーマとし、組織コミットメントや心理的契約などを研究する中で、「採用」という要素がしばしば登場し、それに関心を持つようになったことがきっかけです。それでもはじめは現象というより、コンセプトとして興味がありました。