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株式会社ゆめみ 工藤氏が語る、サービス・プロダクト開発における「プロトタイピングの未来」

Biz/Zine Day 2016 Autumn “デザイン”を軸に据えた「事業開発の条件」レポートvol.5

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 Biz/Zineは11月11日、「デザインを軸に据えた『事業開発の条件』Biz/Zine Day 2016 Autumn」を開催した。Biz/Zineの連載やインタビューで好評を得るスピーカー達が「デザイン×ビジネス」の知見を提供したプログラムの中から、株式会社ゆめみ 取締役の工藤元気氏による「これからのプロトタイピング」についての講演をレポートする。

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論拠の強い仮説をもとに、“動くプロトタイプ”を作る

 株式会社ゆめみは、オムニチャネルやIoTといった領域におけるアプリやWebサービスの企画から開発までを受託する、ITエンジニアとクリエイターによるベンチャーだ。我々の目に触れやすいところでは、マクドナルドのオフィシャルサイトやビックカメラのオフィシャルアプリの開発・運用、任天堂のゲーム機用Webサービス開発などの実績がある。

 工藤氏は同社の開発事例を4つ紹介し、デザイン思考をプロダクト開発の現場で実践する際の、望ましいプロトタイピングの在り方について述べた。

 同社がアプリやWebサービスを開発する過程では、サービス・コンテンツの企画をする「UX(User Experience)プランナー」、サービスの見た目をデザインする「UI(User Interface)デザイナー」、プログラミングにより実際に動くモノを作る「アプリケーションエンジニア」の3者が登場する。

タイトル

 従来の「ウォーターフォール」と呼ばれる開発手法では、まずUXデザイナーが企画をまとめ、それを受けてデザイナーがUIデザインを起こし、最後にエンジニアがプログラムを実装するという形で仕事を受け渡していく。しかしこの事例では、企画段階から3者とも参加し、UIデザイン段階ではデザイナーとエンジニアの共同作業により、実際のタブレット上で動くプロトタイプを開発した。これにより、各者の要件への理解度が深まったほか、エンジニアは早い段階から開発に着手したことで、家庭内のルーターとの通信など、見た目にはわからないが重要な部分の開発に集中することができたという。

 また、企画の段階では、ターゲットユーザーのペルソナを構築し、そのユーザーがサービスを使った場合にどんな態度変容が起きるのかというカスタマージャーニーマップを描いた。そしてこれを論拠に、ターゲットユーザーの生活、志向性にフィットするようなUIデザインを検討した。UIデザインは抽象的かつ情緒に訴えるものと思われがちだが、強い論拠をベースにすることにより、デザイン作業の後戻りを防止する効果があったという。

工藤 元気株式会社ゆめみ 取締役 工藤 元気 氏

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フレームワークやITツールを活用し、限られた時間でプロジェクトを完遂する

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