IoTでさらに広がる、写真や動画の「自動解析技術」の可能性
Ditto Labs設立前はグランサブル技術(照明器具、鏡、傘など身の回りのモノをインターネットに接続し、情報を表示する技術)の開発に携わっていたローズ氏は、IoTとしてのカメラ利用により、今後は自動的に撮られる画像も増えると話す。
携帯電話に入ったカメラのおかげで、意図的に画像を撮る機会は劇的に増えました。これからは、カメラの小型化、高解像度化、省電力化がさらに進み、カメラやセンサーは携帯電話以外のものにも入っていきます。その結果、画像は意図的に撮るものから、偶然撮られるもの、無意識に撮られるものと見なされるようにもなるでしょう。
ローズ氏は、IoTカメラの世界にもビジネス的に大きなチャンスがあると予測しており、ネットワーク上に流れる大量の写真ストリームを「アクショナブル、ショッパブル」にする仕事に取り組んでいる。