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幸せになる要素に「気づく力」がマインドフルネス──人は会社に幸せにしてもらうのか?

Zen2.0セミナーレポート Vol.2

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 9月2日(土)・3日(日)の二日間にかけて、鎌倉の建長寺で行われた「Zen2.0」。禅の精神やマインドフルネスを実践する同イベントには、国内外からさまざまな分野のスピーカーが招かれた。「マインドフルネスで変えていくコレカラの世界~マインドフルネス、コンパッションによる組織と働き方改革」と題された講演では、脳科学とマインドフルネスを組み合わせた能力開発メソッドを提供しているマインドフルリーダーシップインスティテュートの代表理事であり、日本でたった4人しかいないSearch Inside Yourself認定講師のひとりである荻野淳也氏が登壇。講演内容をレポートする。

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脳科学などの科学的な根拠を持つ「正しい心の在り方」、マインドフルネスとは?

 日本の労働環境は世界水準に照らし合わせてもかなり過酷だ。多くの現代人が、仕事や人間関係に疲弊して、幸せを感じられなくなっている。閉塞感あふれる現状を打破するためには、制度や法律の整備といったマクロレベルの対策が必要だが、私たち個人がミクロレベルで取り組めることはないのだろうか。

 そのひとつの答えとして荻野淳也氏が提示するのが「マインドフルネス」だ。荻野氏が代表理事を務めるマインドフルリーダーシップインスティテュートでは「マインドフルネス」と脳科学を組み合わせ、人材教育のメソッドを提供している。荻野氏は「『マインドフルネス』が一人ひとりの幸福感を醸成し、ひいてはよりよい世界をつくることにつながっていく」と語る。

 ここで一度「マインドフルネス」の定義について確認しておこう。マインドフルリーダーシップインスティテュートの公式サイトによると「マインドフルネスとは、今をありのままにしっかりと認識するという心の在り方」だという。

 その起源は仏教で説かれた「正しい心の在り方」にあるが、近年の神経科学の発展により「マインドフルネス」が集中力や認識力を高め、心身の健康につながるという科学的な根拠が得られるようになり、注目を集めている。ビジネスシーンへの活用も進んでおり、実際にGoogleやYahooなどの世界有数のグローバル企業が「マインドフルネス」を人材教育に取り入れているのだ。

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