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トラリーマンに学ぶ「働き方」

多様性のあるチームのマネジャーは、なぜ組織の中に「余白」と「議論」を生み出すのか?

第2回対談ゲスト 株式会社琉球銀行 営業統括部 メディア戦略室 室長 伊禮真さん:中編

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琉球銀行のトラリーマン伊禮さんにも訪れた挫折、庇護者との刺激し合う関係性

仲山進也さん(以下、敬称略):トラリーマンの共通点として「レールから外れた経験」のような「痛みを伴う転換点」があるのではないかと考えているのですが、伊禮さんはいかがでしょう?

伊禮真さん(以下、敬称略):僕の一貫している姿勢として、自分が「これが正しい」と思ったら上長にも必ず意見します。それが自分の存在する意味だと思っているので。相手が誰であってもいろいろ意見します。そうこうしているうちに「勤務先が変わる」という事態にも陥るわけですが、「あ、そうなんだ」って(笑)。「インパクトがあるもの作れって言われたはずなんだけどなぁ」と。

仲山:レールから外れた経験があったのですね。

伊禮:きちんとお話しすると、広告担当の時期に東京三菱銀行に出向して1年間東京で働いて戻ってきて、今度は広報担当をしていました。広報は会社全体の経営とも近いので、役員と直接意見交換することも多くて、だからうるさく感じられることもあったのかもしれませんね。子会社で再生中のカード会社に6年くらい行きまして、そこでまた広告やプロモーションで盛り上げたところ、今の川上頭取が部長時代に呼び戻されました。

仲山:トラリーマンの共通点として、「経営者のなかに庇護者や理解者がいる」というものも想定しているのですが。

伊禮:庇護者という認識ではありませんが、川上頭取は一番信頼している方です。人間的にも。いろんなプロジェクトをやる中でいつも一緒だという関係です。同じ部署になったのは、僕が東京三菱銀行から戻って広報担当になった時で、上司になりました。そこでも厳しい状況を何度も乗り越えて。

仲山:ということは、何でも話し合える同志のような関係ですかね?

伊禮:そうだと思います。「自由闊達」という企業文化が琉球銀行にはありますので「だれとでも意見交換ができる」ムードはあります。

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