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トラリーマンに学ぶ「働き方」

社内起業家は「人的資源を豊富に使える」はウソ──新事業で成果を出す“本当”のチームとサバイバル術

第3回対談ゲスト 野村総合研究所 未来創発センター 2030年研究室室長 齊藤義明氏:中編

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 日本各地で活躍するトラリーマン(サラリーマンの虎)を発掘し、その働き方・生き方の流儀を明らかにする対談連載。前回に引き続いて紹介するのは、野村総合研究所 未来創発センター 2030年研究室室長の齊藤義明氏。ナビゲーターは、楽天株式会社 楽天大学 学長 仲山進也氏。前回に続き、全3回の第2回記事をお届けする。

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「社内起業家は、大企業の豊富な人的資源を使える」はウソ

齊藤 義明氏(以下、敬称略):一般的に「社内起業家は、大企業のヒト、モノ、カネなど豊富なリソースを使える」と言われていますが、実際には障害のほうが多く、なかなかリソースは使えないものですよね。

仲山 進也氏(以下、敬称略):新規事業は結果が出たとしても数字が大きくないと、会社としてリソースの優先度は上げられないですもんね。

齊藤:ただ1つ、これだけは特権だと僕が感じたものは「ブランド」です。初対面の革新者に対して「野村総合研究所の齊藤です。今、革新者プロジェクトというものをこういう想いでやっています。会っていただけないですか?」とお願いすると、99パーセント会っていただけます。もし看板なしに個人の名前だけでやっていたら、こんな確率では会ってもらえなかった気がします。

時々「あなたみたいな人だったら、辞めて独立したほうが自由にやれていいんじゃない?」と言われますが、本気では受け止めていません(笑)

仲山:会社の看板にぶら下がるというのではなく、存分に活用するという感じですね。

齊藤義明齊藤 義明氏(株式会社野村総合研究所 NRI未来創発センター2030年研究室 室長)

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