社内や上司への“忖度”ではなく“消費者目線”の哲学を貫く、「自分の価値観」と「会社の中で担う役割」のすり合わせ
仲山:レポートをつくるときに“消費者目線”で動いた、というところで私も思い当たることがあります。(楽天社長の)三木谷さんが「出店者向けの月刊誌を創刊する」と決めて、僕がやることになりました。その直前に、ヴィッセル神戸の楽天ショップを立ち上げて1年間運営した経験があったので、「出店者視座をリアルに理解した強みを、雑誌づくりに活かせという意味かな」と考えて、「出店者さんが聞きたいことしか載せない雑誌にしよう」と決めたんです。