日本が得意とするモノづくりアプローチと欧米型アプローチの相違──この違いへの着目がインダストリーX.0順応へのカギ
インダストリーX.0の進化の過程(アクセンチュア作成)
先に見たように、戦い方が変わった。将来的に全ての製品はいまある製品とは完全に異なるという、ビジネスモデルの本質的な変化を捉えることができれば、これまでのどの産業革命よりも長期的なインパクトが大きいことがわかるだろう。正しいデジタル技術の組み合わせとそれらを「ビジネス・デザイン」する力が勝負を分かつ時代に突入したのだ。その戦う相手は言わずもがな、世界である。