経営戦略を実現するデジタルレイバー・プラットフォームの土台としてのRPA
「RPA×チャットボット」連携により、カスタマーサポート業務を効率化する
RPAと周辺テクノロジーとの連携による業務効率化事例をもうひとつご紹介しよう。
「チャットボット」は「チャット」と「ボット」(ロボット)を掛け合わせた言葉である。チャットボットはテキストや音声を通じて、会話を自動的に行うプログラムであり、別名「人工無脳」とも呼ばれている。最近ではAmazon、Google等がAIスピーカーを販売開始し注目を集めているが、これも仕組みとしてはチャットボットを活用したツールである。人間同等の知能を持つ汎用型AIの実現にはまだまだ時間がかかるが、チャットボットのような弱いAIをビジネスに活用する事例は近年増加傾向にあり、RPAとの掛け合わせにより更なる業務効率化に役立てることが可能だ。