「働き方改革2.0」に必要な取り組みとは?――“メンバーシップ型”から削ぎ落すべき無駄
藤本:無駄があることは分かるが削減できていない状況を「働き方改革1.0」とすると、それを捨てるための「働き方改革2.0」はどう取り組んでいけばいいのでしょうか。
大室:誰も必要ではないがなぜか残っている工程や業務があるはずで、それを棚卸ししていかないといけません。トヨタでは“カイゼン”がよく知られているように、工場では無駄をそぎ落としていますよね。日本人は何かを捨てることが苦手ですが、これからは取捨選択をやってかないといけないと思っています。