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トレタ、2億人分の予約データから導き出した飲食店の業務効率化を進める新サービス発表。

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 トレタは、9月13日に開催されたイベント「FOODIT TOKYO2018」において、飲食店が予約管理業務を効率化するための3つの新サービスを発表した。それぞれ今後のリリースに向けて実証実験を進めるという。

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 トレタは、「予約」と「顧客」のデータベースを活用し、飲食店が繁盛するための支援サービスを提供している。

 今回「FOODIT TOKYO2018」に登壇したトレタ代表取締役社長の中村仁氏は、将来的に実装していく以下の3つのサービスを紹介した。

  • 自動配席
  • 電話業務のアウトソーシング
  • 超直前予約

自動配席

 トレタは現在自動配席機能の開発を進めている。この機能は、世界のトップ囲碁棋士を破ったアルファ碁のアルゴリズムをベースに作られており、配席作業を1分未満で実施することができるという。これは熟練の店舗スタッフでも約20分かかる作業で、自動配席機能でも熟練スタッフと同程度の精度が実現できるとしている。

 トレタはこの機能を開発中で、近い将来の実装を目指している。

電話業務のアウトソーシング

 トレタはトレタCCという子会社を設立したと発表した。トレタCCは飲食店の電話業務を受託する会社で、予約、問い合わせなどの電話に対して店舗のスタッフの一員として対応するサービスとなるという。

 大手飲食チェーン店で実証実験をしたところ、受電数が上がり、販促費と店長の電話対応工数が大幅に下がり、受電ストレスからの解放により、離職率も下がったとしている。

 中村氏は、このサービスを2019年1月に10店舗以上を持つ飲食店に提供開始すると話した。

超直前予約

 最後に、10分前の予約に対応できるサービスを発表した。

 訪問客としては二次会の飲食店探しや、当日入店、人気店への当日予約について課題を抱えている。また、店舗は21時以降の空席率や、急な空席への対応に苦慮している。

 これらを解消するため、地図上から10分以内に入店可能な店の予約ができる「Skipr」というアプリを提供するという。このサービスは今後、恵比寿・六本木・渋谷エリアでの実証実験を開始するとしている。

 また、トレタは今後、オンライン決済との連動によって、店舗従業員の会計業務からの解放を目指すと発表した。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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