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人事と経営のジレンマ

「人事のための人事」や「全体一律の人事システム」から事業は生まれない──組織の物語「ナラティヴ」とは

埼玉大学大学院 宇田川元一准教授 × リクルートマネジメントソリューションズ 荒金泰史氏【前編】

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グッドプラクティスが万能な魔法じゃない時代に必要な「ナラティヴ」

タイトル株式会社リクルートマネジメントソリューションズ HRアセスメントソリューション 統括部 マネジャー 荒金 泰史氏
リクルートマネジメントソリューションズに入社以来、一貫して人材アセスメント事業に従事。顧客の人事課題に対し、データ/ソフトの両面からソリューションを提供。新たな人事アセスメントの開発業務と、実証研究にも関わる。入社者の早期離職、メンタルヘルス予防、HR Technologyの領域に詳しい。

荒金:本田氏の話から思い出したのですが、以前コンサルタントとして全国の自動車販売会社のサポートをする機会がありました。これらの会社は、法人や地域が違っても、販売する商品や業務のフローは大体どこも同じなんですよ。それなのに、現状を見てみると、売り上げが悪く人もどんどん辞めてしまう会社と、経営状態のいい会社とで、ほぼ二極化していました。

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