入社2年目で携わった、卓上メモ「マメモ」のリニューアル案がNGに
──東山さんが商品開発した「カクミル」の起案を商品開発部長として受け取ることになった田辺さんは、キングジムでどのようなキャリアを歩まれてきたのでしょうか。
田辺賢一氏(株式会社キングジム 以下、敬称略):私も新卒でキングジムに入社し最初の2年間は営業部門に所属しており、3年目から商品開発部門に異動になりました。商品開発の最初の1年は紙製品、2年目からラベルライター「テプラ」などを管轄するグループで電子文具の開発に取り組むようになりました。その後、広報部門も経験して、再度、商品開発部門に戻ってきて、50人ほどのチームを統括しております。