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ブランド駆動型ビジネスの構築と実践

新規事業開発は「タッチポイント設計」から始めよ──「探求テーマ」からビジネスを構築する手法とは?

第2回

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ステップ1:PPOFの仮想事例 (3)予防医療関連サービスの新規開発

 ここでは、読者がPPOFのイメージを掴みやすくするために、仮想事例を通じて理解を促進したい。ワークショップのテーマを、「予防医療関連サービスの開発」とした。商品・サービスはもちろん、提供価値もまだまったく不明な状態でとにかくこの領域に関心があるとしよう。

 最初の問いは、「人が予防するとき何を行っているのか」である。プレゼンテーションでは、ストーリーはまず「現在(Presence)」から語り始めるのがコツだと先ほど解説した。しかしワークショップで問いを考察するには、「過去(Past)」から始めたほうが議論を整理しやすい。そしてこの「過去(Past)」のフェーズで「人間と予防」といった人類史的視座による考察を行うことが重要である。有識者の役割はここにある。PPOFでは有識者に意見を貰うというより、有識者にPPOFを語ってもらい、それに対して参加者が意見を述べるくらいの比重で良い。

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この記事の著者

岡村 忠征(オカムラ タダマサ)

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