行動変容デザインとサービスデザインの関係性とは
最後に武山氏は、行動科学とサービスデザインの関係性を整理した。
行動科学とデザインの組み合わせにはいくつもの方法があり、下記図のように「介入の対象」(横軸)を行動のインプット、行動の手続き、新たなソリューションと分類し、「影響の範囲」(縦軸)を個人、マルチステークホルダー、システム/制度と分類することで整理できるとした。行動科学のアプローチが主導権をとりデザインがアシストするような方法(行動へのインプット×個人)もあれば、デザインのアプローチが主導権をとり行動科学のアシストするようは方法(新たなソリューション×システム/制度)もある。