この連携を通じて福井県は、日本マイクロソフトのクラウドサービスや先進技術を活用し、あらゆる分野でデジタル技術を活用し県民生活の質を向上させるべく、17市町とともに「デジタル先進県」を目指す。また職員に対して、「デジタル、(政策)デザイン、データ(活用)」の3つの「D」を意識したデジタル人材の育成に取り組むという。
両者は、本連携協定に基づき、以下の取り組みを行う。
1.働き方改革を柱とした行政のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進
- 先進的な取組みの実施:業務改善、執務環境改革、テレワーク推進など
- 最新サービスやアプリケーションのトライアル提供
- DX推進に向けた各種ワークショップの開催
- 若手DXプロジェクトチーム(Life Style Shift)の支援
2.デジタル人材育成支援
- 全ての職員がデジタル活用を目指し、職級、習熟度、階層別研修
- 各部門施策へのデジタル活用ができるDXリーダー育成支援(デジタル活用人材創出と育成支援)
3.県内17市町の行政のDX実現
- 「働き方改革推進」県・市町連携チームの組成
- クラウドベースの業務システム共同化に向けた研究と実践
- 県市町ファイル共有システムの利活用推進支援
4.行政をはじめとしたデータ連携基盤の検討推進
- オープンデータ、ビッグデータの活用推進
- パイロット事業の実践検証への支援
- 国内、海外の先進事例紹介