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ローランド・ベルガー、2028年までに温室効果ガス実質ゼロを宣言 サステナビリティ経営を加速

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 ローランド・ベルガーは、2020年に気候ニュートラルを達成した後、さらに野心的な気候変動対策目標を掲げ、2028年までに温室効果ガス実質ゼロを目指すことを発表した。

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 ローランド・ベルガーは、削減目標に向けて、高い透明性を確保するために、Science Based Targets Initiative (SBTi)に取り組んでいる。また、目標達成のために取り組むべきことを明らかにする目的と、自社のカーボンフットプリントの状況を把握する目的で、GHGプロトコルに沿った、網羅的なアカウンティングプロセスを実施した。これは、世界的な気候変動対策サービスを提供している大手プロジェクト開発会社South Poleとの協力のもとに行われたもの。それによると、非製造業であるローランド・ベルガーは、ビジネス出張などが含まれるスコープ3の排出量が、自社のフットプリントの大部分を占めていることがわかったという。

2028年までに温室効果ガス実質ゼロを達成するための取り組み

 ローランド・ベルガーは、CO2排出量の削減に向け、既存の社有車ポリシーの見直し・再生可能エネルギーの導入・テレワークの利用拡大・出張時の排出量削減などといった施策を実施していく予定。また、カーボンフットプリントのうち、どうしても無くすことができない部分に関しては、森林再生・森林伐採の防止・エネルギー効率化などといった、再生可能エネルギーの分野における高品質な気候保護関連の認証を受けた数々のプロジェクトによって相殺させていくとしている。さらに、そのように相殺できる部分を今後も継続的に増やしていくことで、2028年までに温室効果ガス実質ゼロを達成するだけでなく、自社が排出している量よりも多くの二酸化炭素を大気中から排除することを目指すという。

 グローバル・マネージング・パートナーのStefan Schaible氏は、次のようにコメントしている。

「世界には、バリューサイクル全体を考慮に入れた新しい持続可能なパラダイムが必要だと確信しています。排出量の削減、資源利用の革新、サプライチェーンの再編成、新しい生産方法が決定的な競争要因になりつつあります。グローバルなコンサルタント会社として、私たちは自分たちのビジネスが気候に与える影響を十分に認識しています。業界の模範となるだけでなく、持続可能なビジネスを行うための効果的な方法をクライアントに示したいと考えています」

持続可能な経営に焦点を当てたコンサルタントのアプローチ

 ローランド・ベルガーでは、250名のパートナーたちが採用した新たな戦略を受けて、現在のコンサルティングアプローチの中心となっているのは、持続可能な経営の実現のためのソリューションの提供。この戦略の一環として、これまでにグローバルにコンピテンシーを結集させた4つの革新的な分野がある。それは、サステナビリティと気候変動対策・スマートモビリティ・強固な組織・次世代製造業だという。ローランド・ベルガーでは、分野ごとにチームを編成し、サプライチェーンの再編や技術戦略から持続可能な資金調達まで、幅広いプロジェクトを支援してきた。また、ローランド・ベルガーでは、各組織の専門性を活かし、特定の業界・機能領域に特化したコンサルティングサービスを提供する。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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