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小田急電鉄、2050年にCO2輩出ゼロを目指す「小田急グループ カーボンニュートラル2050」を策定

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 小田急電鉄は、2050年に小田急グループのCO2排出量実質「0」の達成に向けて、「小田急グループ カーボンニュートラル2050」を策定した。

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 「小田急グループ カーボンニュートラル2050」は、「環境ビジョン」「環境長期目標」「環境戦略」の3つの柱で構成しており、事業活動を通じたCO2排出量の削減や資源循環、自然資源の保全・活用などの環境課題に取り組む行動指針を示している。

 環境長期目標では、2050年に小田急グループのCO2排出量実質「0」を目指し、その中間目標として2030年に46%(2013年比)の削減を設定している。その達成に向けて、同社グループ事業のうち使用エネルギー量の多い鉄道事業では、通勤車両の更新などの省エネ施策を進めるとともに、エネルギーの調達段階において再生可能エネルギーの比率を高めるほか、太陽光などで創発した電力の活用も行う。

 また、資源循環によるサステナブルな社会の実現を目指した施策の提供と、沿線に存在する自然環境を地域の貴重な資源として守り続ける保全活動にも力を入れていくという。

 小田急電鉄は、経営ビジョン「UPDATE 小田急~地域価値創造型企業にむけて~」を4月に策定し、経営判断の一軸に環境を据えている。これを踏まえて策定した「小田急グループ カーボンニュートラル2050」に基づき、小田急グループの環境優位性のさらなる向上を図るとともに、サステナブルな社会の実現に向け環境課題解決へ挑戦していくとしている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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