MUFGが社内外一体となって進めるサステナビリティ経営とは
安田 裕司氏(以下敬称略):三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)は、信託銀行や証券会社をはじめとするグループ会社のほか、傘下である国内外の様々な企業に対し出資などもしています。従業員数で表すと国内外に約18万人を抱えており、これらグループ全体で、いかにして気候変動に関わる活動に取り組んでいくかが重要だと考えています。
MUFGは様々な領域へとビジネスを広げている中で、昨年は2021~2023年度の中期経営計画について議論を実施。その結果、最終的には「世界が進むチカラになる。」というパーパスの下、「DX」「環境・社会課題への貢献」「カルチャー改革(スピード・挑戦する文化)」を戦略の3本柱として位置づけました。