「ともに実現する」そして「できるところからやってみる」
安井:今後Scope3に関して、金融機関は投融資先の指導も行い2050年のカーボンニュートラルにつなげなくてはいけません。どのように指導していけばよいのでしょうか。
安田:我々としては、クライアントの皆さんと同じ船に乗って……という気持ちです。クライアントの経営課題は我々の経営課題にも直結しますからね。そういう意味では、必要なファイナンスや対応開示において、自然と対等に共有しながら進めていくという形になると思います。これは企業の規模やクライアントの属性に左右されることはありません。